建築防災設計について

建築防災設計の定義

一般に「防災設計」というと、地震や台風などの自然災害に対して、地域レベルで被害を未然に防ぐための取り組みが想像されます。

それに対して、NBCでは避難安全検証法を活用した、火災時に建物利用者の命を守るための設計を専門としており、この設計方法を「建築防災設計」と定義しています。
具体的には火災時に建物利用者が煙に巻かれる前に避難可能な時間を確保する設計です。

建築防災設計の種類とNBCの取り組み

一般的な設計では建築基準法に定められた規定に従って排煙設備や防煙区画等を設置することによって安全性を確保します。この方法を仕様設計(ルートA)といいます。

NBCは建築基準法の告示で定められた計算式により、避難終了時間及び煙降下時間を算出、比較することによって建物の安全性能を評価する「避難安全検証法(告示1441号・1442号)」(ルートB)による性能設計を得意としています。

また、建築基準法に定められない計算方法により性能評価を行う大臣認定(ルートC)もおこなっています。これらの評価方法はベースとして「新・建築防災計画指針」があります。以前は全国で一定規模以上の建物はこの指針に従った設計を行う必要がありましたが、法律が改正され現在は主に関西圏の自治体が指針による建築防災計画評定を義務付けています。神戸市に拠点を置くNBCでは建築防災計画評定でも多数の経験と実績があり、必要な場合は対応しています。

図)建築防災設計種別の件数割合

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