EVACUATION PLANNING
性能規定について(居室避難詳細)
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項  目
居室避難検証の流れ
法規関連
 
避難安全検証法【居室詳細】
 
 検証を行う階の全ての居室での火災を想定し、その火災により発生する煙・ガスによって避難が不可能になるまでに、安全に避難できるかどうかを検証します。
 
(1)居室検証全体の流れ
 
居室避難検証の流れ
 
 検証を行う全ての居室に対し、

 (1)避難開始時間  (2)歩行時間  (3)扉通過時間  (4)煙降下時間

 を算定し、煙降下時間より早く避難終了(避難開始時間+歩行時間+扉通過時間)が可能か検証します。
 
(2)計算の手順
・計算対象とする居室の抽出
 火災の発生するおそれのある室(火災室)を告示1440号を目安にし、計算対象室を抽出します。告示1440号は、計算対象外となる非火災室を定めたもので、該当するもの以外は全て居室計算の対象となります。
 
・避難開始時間の算定
 避難開始時間の算定は、計算を行う居室及びその居室を通らなければ避難できない室の面積より下記の式を用いて算定します。面積は、壁芯・柱芯を用いて算定します。
 


 

Aareaの範囲
 
・歩行時間の算定
 計算を行う居室及びその居室を通らなければ避難できない室で、出口から一番遠い地点からの距離を居室の用途によって定められる歩行速度で割った時間で算定します。


 

 ・歩行ルート算出の方法
避難経路の算定
 
 ・歩行速度について
  歩行速度は、室の用途によって変化します。
 
歩行速度
 
・扉通過時間の算定
 出口の有効幅に有効流動係数を掛け合わせた時間当たりの通過性能で、計算を行う居室及びその居室を通らなければ避難できない室の在室者人数で割った時間で算定します。在室者人数は告示で定められた人口密度を用いて居室面積から算定します。


 

 ・人口密度について
  告示に示される人口密度(抜粋)を示します。
  室に定員がある場合、定員から算定することも可能です。
人口密度
 
 ・流動係数Neffについて
  流動係数Neffは避難先の滞留や合流人数を評価し決定されます。
  避難先に余裕が十分ある場合、Neffは最大値の90となります。
流動係数
 
 ・有効出口幅Beffについて
  居室に設置される最大幅の扉近傍で火災が発生したことを想定し
  出火から居室内の避難者が扉に到達するまでの時間と、火災の拡大を比較し
  避難に利用可能な扉幅を計算します。
火災の拡大と有効出口幅
 
・避難終了時間の算定
 避難開始時間・歩行時間・扉通過時間を合計し、計算を行う居室の避難終了時間とします。

 
・煙降下時間の算定
 計算を行う居室の形態から避難上支障のある高さより上部にある蓄煙可能体積、想定される火災で発生する煙発生量、設置されている排煙設備による有効排煙量から、煙が避難上支障のある高さ(h=1,800)に達するまでの時間を算定します。
 

 
・居室避難安全性能の検証
 避難終了時間が煙降下時間を超えないことを確かめます。
この計算を全ての計算対象室について行います。




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